昨日のつづきです。
等価交換で考えるとは、
すなわち辛い労働に対してすぐに対価が
自分に与えられるだろうと思うことです。
でも、労働がそもそも原理的に
等価交換ではないので
戻ってくるものはすぐ戻ってくるわけじゃなくて、
もっと先々に忘れたころに戻ってきた李
すると考えた方がいいです。
時間がかかるわけで、
それは必ず労働は「余剰」を生むことが
前提とされるからです。
「余剰」を生むことで共同で労働している
人全員に必要な利益が返ってくるわけで、
こんな感じで、
自分一人で享受しない前提だからこそ
その場で必要な分以上の働きで「余剰」を生まないといけません。
この「余剰」を生むことが前提となるが
ゆえに労働は等価交換でなく、
利益が還元されるのが遅いです。
なので、いつも働くからには
必要以上の労力を捧げてるのは当たり前です。
これが理解できないとやっぱり働くのは辛いわけです。