コピーライティングやマーケティングを
学ぶと、テクニックとしてよく言われるのが、
物語の威力を利用しよう、
というものです。
この物語について今日は少し。
物語ることっていつも、
形式としては過去を語り直す、
っていう構成になっています。
それはフィクションの物語を
物語るときも、いつも「すでにそこにある」
話を再構成することが物語化です。
なので、物語は編まれるものであって、
出来事をそのまま描写するわけではありません。
当たり前ですが、
商品ができるまでのいきさつを
紹介してファンになってもらおう、
ということをする場合、
単に製造過程を描写するだけではなくて、
感情豊かに語ってみたり、
なんらかの加工がなされます。
なので、
過去がそのままではなくて再度構成される
ってところにどこまでも可能性を感じます。
いじめられてた経験とか
辛かったこととかが武勇伝と化します。
物語化することって
そんなこともできるんだなあ、と不思議に思うところです。