文章を書いていて、
締め方、終わり方が分からなくて
困った経験ありませんか?
中盤勢いよく展開できたけれど、
さて、どう文章を終わろうか、
と迷って結局気持ち悪い終わり方になるあれです。
今回は、どうやったら文章を気持ちよく締められる
かを分析してみたいと思います。
まず、よく言われるのは、
はじめに言いたかったことを
もう一度それまでの内容を踏まえて書くことです。
はじめに言いたかったことに戻りつつも、
そのままではなくて、今までの展開をふまえて
はじめに戻るということです。
ちょうど物語に出てくるヒーローは
必ず故郷に帰るか、原点に立ち戻るか、
しているように、文章も「帰還」が必要です。
なので中盤が中身のない内容でしたら、
終わり方も結局ははじめに言ってたことの
繰り返しで、単なる反復運動になります。
ある意味、文章の真ん中は、
文章のはじめに書いていた内容を
いかに凌駕するか。
それによって終わり方が
凄いかどうかが決まるのかもしれません。
終わりをどこに設定するのかに
よりますが、それまでの理論をとにかく
破壊してその上で一段「上がっている」
そんな終わり方が立派な終わりですね。