構えの美学

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

最近アニメのオープニングを見て高揚感
に浸ってます。

特に剣裁きがかっこよく映されてる
オープニングとかキレのある
動きで作画がすぐれているのを見ると

たまらないですね。

で、気づいたことがありまして、
剣振るところかっこいいと思ってましたけど
剣振るところだけじゃなくて

剣を振る前の「静止」がうまく
演出されているから
振りかざす時かっこよく映ってるなと。

キレは
その前の「静止」あるいは「構え」と
言った方がいいのかもしれませんが、

この「構え」がいかに
整っているかによるんだなと
思いました。

剣を振った後の「静止」も
意味あります。

とにかく、鋭い太刀裁きの前後に
くる止まっている演出が大事です。

では、この前後の止まっている
状態は何を生み出しているかというと、
剣を振った後の余韻をつくり出しています。

ここらへんの演出で
高揚感を誘う演出かどうかが
決まると思いました。

もちろん素人考えの
演出理論ですが、

この「動き」と「静止」の
メリハリによって効果を生み出す、
ということは日常的に起こる現象だなと思っています。

例えば、それまで
目立った立場でない、裏方でひっそり
作業するのがメインだった人が

ある日、鋭いアイデア出してきて
急に存在感出してきたり、

そういう人が発言の場を与えられて
ぐっとくること言ったり、

そういった、
ギャップの応用とも
言えるんですけど、

「動き」と「静止」をうまくつかって
人を動かすことを意識してみると
面白いかもしれません。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

CAPTCHA