どんな文体を目指しているか
書いていこうと思います。
でも、自分の文体なんて
自然に決まるものであって、宣言するものじゃない
と考えています。
じゃあなんでここで言うのかというと、
宣言することで、結果的に目指していたところ
とは違っていても、何かしら形をもって
今までよりは力のあるものが書けるんじゃないかと
思うからです。
具体的にどんな文体にしたいか、
どんなスタイルの文章にしたいかというと
読む人の「問い」の生成過程に伴奏できる
ような文章です。
なんで読む人の「問い」にアプローチするかは、
単純にそれに寄り添うことで、
問い求めのおもしろさをもっと知ってもらいたいからです。
なので、ちょっと前に進みやすくなる
ように、ほんのちょっとだけ、
とんっ
と背中をそれとなく叩くような
そんな感じのことを文章通してできたらなあ、と。
あとは、知らないことを知ってるふりしないで
知らないことは知らないということで
いつでも素直に反省しやすい文体に
していけたらいいなとも思うからです。
書いていくうちに知らないこと、
あれも書きたいけれどもどうにも
理論が完成していないときってありますよね。
そういう、
言及したいけれどもやめとこか
というようなことでも「問い」で
締めておけばある程度余韻が残って
当たらずも遠からずでそれに触れられます。